海の危険生物

沖縄県では、毎年300件程の海のキケン生物による被害が報告されています。代表的な海のキケン生物と、被害を受けた場合の応急処置の正しい知識と十分な備えをしましょう。

ミノカサゴ・オコゼ・オニヒトデ・ガンガセ

ミノカサゴ
動きはゆっくりで、近づいてもあまり逃げない。驚くと、背びれをたてて威嚇する。背びれ、腹びれ、尾びれに毒がある。

オコゼ
背びれには毒が入った袋があります。背びれの骨はとても硬く、ゴム底の靴などは突き通します。

オニヒトデ
珊瑚礁に生息し、サンゴを食い荒らすことで有名。直径30cmで、するどいトゲのついた腕を10~17本もっています。

ガンガセ
トゲは折れやすく、折れたトゲが体内に残っている場合もあるので病院でみてもらいましょう。

応急処置
目 に 見 え る 大 き な ト ゲ は 取 り 除 き 、4 0 ~45°C程度のお湯につける。 ビニール袋にお湯を入れ、患部に当て てもよい。※やけどに注意。

ウミヘビの仲間・アンボイナ

ウミヘビの仲間
コブラの仲間で、強い毒 を も っ て い ま す 。近 寄 っ て く る こ と も あ り ま す が 、い たずらしてはいけません。

アンボイナ
殻の大きさが10cmほどの 大きな巻き貝で、赤茶色 の網目模様がある。体の 中 に 毒 銛( 歯 舌 歯 )を も っ ています。

応急処置
清潔にし、早急に病院へ運ぶ。

カツオノエボシ・ウンバチイソギンチャク

カツオノエボシ
風の強い日に岸に打ち寄 せられることがあります。青い浮き袋(気泡体)で水面に浮き、その下面には数本の長い触手が垂 れ下がっています。

ウンバチイソギンチャク
とても強い毒をもってい ます。症状が長引いたり、 重くなる場合もあるの で、被害にあったら病院 でみてもらいましょう。

応急処置
海水で刺胞球や触手を洗い流し、氷や冷水で冷やす。 ※酢は絶対に使わないで下さい。

ハブクラゲ

5~10月頃に発生するクラゲです。沖縄 県内ほぼ全域に 分布しています。水深50cmほどの浅い場 所にいます。 刺されるととても痛く、ショックを起こすことがあります。 これまでに3人の死亡者がいます。 ハブクラゲが大きくなる7月~9月に被害 が多くなります。

触手はエサをつかまえるために使い ます。カサからは4本の腕が出て、そこ からひも状の触手が伸びています。成 長すると、カサの高さが10cm以上、の びちぢみする触手は150cm以上にな ることもあります。

応急処置

刺されたらすぐに 酢(食酢)を触手に 海からあがる
刺された部分は 絶対にこすらない

酢(食酢)を触手にたっぷりかける
酢には刺胞の発射を 抑える効果があります。

触手を手でそっと取り除く

病院へ
痛いときは氷や冷水で冷やす
応急処置の後は、細菌による 二次感染を防ぐために患部を 清潔に保ち、医師の診察を受 けましょう。

ハブクラゲに刺されないためには・・・

クラゲネットの中で泳ぐ
クラゲネットがない場所では、ウェットスーツや長袖Tシャツ、ラッシュガードなどを着用し、肌の露出を少なくする
(刺されても毒針が皮膚まで届きません)。
※完全に被害を防げるわけではなく、被害を最小限にできるということです。

刺された時のために・・・

応急処置法を覚えておく
近くの病院を確認しておく

気をつけよう!!海のキケン生物