沖縄県の気候は、日本で唯一県全域が亜熱帯海洋性気候の地域であり、周年を通して温暖な気候の地域となっています。
冬となる12月から2月頃は、曇り空となる日が多くなりますが平均気温は18℃前後と日本本土の春ぐらいの気温となります。北風が強く吹くため、体感温度は数字より低く感じられます。
6月下旬の梅雨明け後は、晴れた蒸し暑い日が多くなります。
6月から10月は、台風の接近が多い時期にあたりますので、十分な注意が必要です。
特に、9月以降の台風は、勢力が強くなることが多く、災害の危険性が高くなりますので、台風の情報には十分注意する必要があります。

春(3~5月)

沖縄の春の平均気温は22~23℃程度、東京の初夏の頃にあたります。
2月下旬ころから4月下旬にかけての時期(旧暦の2月と3月)を、沖縄の古い方言で「うりずん」と呼びます。
沖縄ではこの時期は、一年で最も過ごしやすいと言われています。
天気は周期的に変わり、蒸し暑くなる日もあれば、寒気が入り肌寒さを感じる日もあります。
春であっても日差しは強く、紫外線の量で言えば、関東地方の真夏に匹敵します。
梅雨入りは、平年では5月9日ごろです。

夏(6~8月)

沖縄の梅雨明けは、平年では6月23日ごろです。
6月に入ると梅雨前線の活動が活発になって、強い雨が降ることも多くなります。
梅雨明けすると一転、晴れて蒸し暑い日が多くなります。
ただ、強烈な日差しを除けば日中の暑さはそれほどでもありません。
台風が多く接近し始めるのもこの頃です。
6~8月の沖縄県への台風接近数は、平年で4.1個です(年間では7.4個)。

秋(9~11月)

9月の沖縄への台風接近数は、平年で1.7個と、8月(2.2個)についで2番目に多くなっています。
特に、この頃になると強さが増し、災害の危険性が高くなるため、台風の情報には十分注意してください。
台風を除けば、沖縄の秋は11月上旬ごろまで晴れる日が比較的多く、気温は依然高いものの湿度が下がるため、夏に比べると過ごしやすい日が多くなります。
本土では秋の温かい日和を「小春日和」と呼びますが、沖縄では最高気温が30℃を超えることもあり、それを「小夏日和」と呼ぶことがあります。

冬(12~2月)

12月が近づき、冬型の気圧配置が強まると、沖縄ではどんよりとした曇り空となる日が多くなります。
冬の平均気温は18℃前後と本土の春ほどの値ですが、大陸から強い北風が吹きつけるため、体感温度は数字より低く感じられるかもしれません。
1月中旬ころ、「ヒカンザクラ」が開花を迎えます。
本土で一般的な「ソメイヨシノ」に比べて、赤みの強い花を、真冬の一番寒い時期に咲かせるのが特徴です。
八重岳(本部町)などの桜の名所では、たくさんの花見客で賑わいます。